「裏千家の茶室建築」展　茶道資料館にて

「裏千家の茶室建築―重要文化財裏千家住宅及び茶室保存修理工事竣工記念」展

【会期】前期：1月7日（木）～2月14日（日)

　　　　後期：2月17日（水）～3月31日（水）

　　　　午前9時30分～午後4時30分 (入館は午後4時まで)

【場所】茶道資料館

 

 

令和2年（2020）夏、今日庵や又隠などの茶室群を含む裏千家住宅（国指定重要文化財）の保存修理工事が竣工した。

裏千家においては、千家三代宗旦が隠居する際、今日庵を構えたのが茶家としての始まりで、代名詞でもある今日庵、そして又隠、寒雲亭は宗旦の遺蹟として名高い茶室。裏千家九代不見斎の時代、天明８年（1788）に起きた天明の大火によって、今日庵をはじめとする茶室も類焼したものの、翌年には又隠や寒雲亭が修復され、利休200回忌の茶事が執り行われた。その後、十一代玄々斎の時代に大規模な増改築が行われ、現在の構造が大方完成したと考えられている。

本展では、狩野探幽筆と伝わる寒雲亭襖絵などの茶室に関係する作品や、江戸時代の屋敷図面及び文献史料、歴代家元が敷地内の樹木を用いて制作した茶道具などを展示する。併せて、今般行われた保存修復工事の様子も。茶室建築を基軸として、多角的な視点から茶家としての軌跡をかいまみてみては。

イベント情報
イベント名	「裏千家の茶室建築―重要文化財裏千家住宅及び茶室保存修理工事竣工記念」展
日時	【前期】1月7日（木）～2月14日（日) 【後期】2月17日（水）～3月31日（水）午前9時30分～午後4時30分 (入館は午後4時まで)
場所	茶道資料館（上京区堀川通寺之内上る寺之内竪町682番地 裏千家センター内）>>> Googlemap
参加費・入場料	一般700円、大学生400円、中高生300円 小学生以下ならびにメンバーシップ校の方は無料