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明珍阿古襲名披露展「王朝の鎧」が開催、虎屋 京都ギャラリーにて

「王朝の鎧」展
【会期】2021年1月6日(水)〜1月12日(火)10:00〜17:00
【場所】虎屋 京都ギャラリー

有職御鎧司 明珍阿古の襲名披露展覧会「王朝の鎧」が虎屋 京都ギャラリーにて開催される。

古来より受け継がれてきた「明珍」の技術を、いまに伝える有職御鎧司 明珍阿古。今回はその襲名披露としての展覧会が開催される。
王朝文化としての鎧作りにこだわり、様々な工芸の粋が集められた作品は、現代に必要とされる装飾品・美術品として細部まで美と技術が宿る。
また、今回は「セヴェンヌ」と呼ばれる絹糸を使用。もともとフランス・セヴェンヌ地方で養蚕されていたこの絹糸は、リヨンの織物の最高級素材として扱われ、18世紀ロココ時代の宮廷衣装にも用いられていた。この蚕は明治初期に日本にも輸入され、今では世界で唯一「大日本蚕糸会蚕業技術研究所」に残るのみとなっている。
大変貴重なこの展覧会、ぜひ訪れてみては。

■明珍阿古略歴
2002年 「綺麗よろい展」 箱根宮ノ下富士屋ホテル
2008年 第1回京都文化ベンチャーコンペティション/京都府知事賞優秀賞・商工会議所賞受賞
               千葉真一氏 舞台鎧「黒本漆塗縹威二枚胴鎧」 製作
2009年 市川亀治郎(現・四代目猿之助)氏 舞台鎧「逆沢鷹緋縅鎧」製作
2010年 平城遷都1300年祭 衛士挂甲 復元製作
2011年 「CREATION展」 虎屋パリ店 後援:在仏日本大使館
2012年 「CREATION展」 ニューヨーク 後援:在ニューヨーク総領事館
2013年 「CREATION展」 ロンドン 後援:在英国日本大使館
2014年 「飾大袖展」 虎屋京都ギャラリー
2015年 賀茂別雷神社 第42回式年遷宮奉祝行事「大鎧着初式」「笠懸神事」奉納
2016年 「都よろい展」 虎屋京都ギャラリー
               賀茂別雷神社 第42回式年遷宮「藤威大鎧」奉納
               「特別展 大鎧」MIYAKO YOROI  島根県立美術館
               主催:松江武者行列実行委員会 後援:京都造形芸術大学・松江観光協会他
               京都岡崎 蔦屋書店 ギャラリー展示  10月1日~1月10日
               「清雅なもの 都よろい展」 京都虎屋ギャラリー
               飛騨高山祭 重要有形民俗文化財「高山祭金鳳台」神功皇后着用鎧、武内宿禰着用鎧 修理復元
2018年 時代祭志士行列 吉村寅太郎着用鎧、久坂玄瑞着用鎧 真木和泉着用鎧 修復および製作
2019年 大蔵流狂言方四世 人間国宝・山本東次郎氏 大鎧(翁 三番三)製作
               「都よろい FOREVER展」 虎屋京都ギャラリー

鎧着初式 毎年11月23日 賀茂別雷神社 後援:京都府、京都市

主催:一般社団法人よろいのや
協賛:
後援:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本

イベント情報
イベント名「王朝の鎧」展
日時2021年1月6日(水)〜1月12日(火)10:00〜17:00
場所 虎屋 京都ギャラリー 〒602-0911 京都市上京区一条通烏丸西入 虎屋菓寮京都一条店横>>> Googlemap
参加費・入場料無料

EVENT

20.12.18 FRI 12:39

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