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「技を極める」展、4月29日(土)より開催

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日本の工芸とフランスのハイジュエリーの饗宴
「技を極める」展、4月29日(土)より開催

技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸
【会期】2017年4月29日(土)~2017年8月6日(日) 9:30〜17:00 (7月17日を除く月曜、6月13日、7月18日休、4月29日(土)〜6月30日(金) 金、土曜は20:00まで開館、7月1日(土)〜8月5日(土)の金、土曜は21:00まで開館)
【場所】京都国立近代美術館

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独自のスタイルと優れた技術で知られる「ヴァン クリーフ&アーペル」のハイジュエリーと京都の伝統工芸を対比し、日仏の熟練技術の粋を紹介する展覧会「技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」が、京都国立近代美術館にて2017年4月29日(土)から始まった。

本展はヴァン クリーフ&アーペルのジュエリー約260点と日本の工芸品約60点を紹介し、「技」の面から日本とフランスの文化の親和性を探る。第1部では、1906年創業のヴァン クリーフ&アーペルの歴史を時代ごとに制作されたジュエリーを通して概観し、第2部では、七宝の並河靖之や象牙彫刻の安藤緑山など、明治時代に制作された超絶技巧作品との対比の中でハイジュエリーの技を鑑賞。第3部では、重要無形文化財保持者(人間国宝)である友禅の森口邦彦や、羅・経錦の北村武資、木工芸の中川清司など現代の作家の作品との組み合わせにより、未来への新しい視点を模索する。

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2017年4月28日京都国立近代美術館での記者会見にて、左から京都国立近代美術館 館長 柳原正樹氏、ヴァン クリーフ&アーペル プレジデント兼 CEO ニコラ・ボス氏、女優の松雪泰子さん、建築家 藤本壮介氏、京都国立近代美術館 学芸課長 松原龍一氏。

 

展覧会開催に先立ち行われた記者会見で京都国立近代美術館 館長 柳原正樹氏は、「本展をきっかけにフランスと日本、さらにパリと京都のより深い結びつきにつながれば」と語った。さらに、ヴァン クリーフ&アーペル プレジデント兼 CEO ニコラ・ボス氏も「このような素晴らしく、美しい形で展覧会が開催されることを嬉しく思います。宝飾品をデコラティブアートとして紹介することで、我々自身も気づいていなかった魅力を発見する機会となるのでは」と展覧会への期待を示した。

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写真上は中川清司「神代杉木画箱」と、ヴァン クリーフ&アーペル「レディバード ミノディエール」。写真下は第二部の展示風景。

写真上は中川清司「神代杉木画箱」と、ヴァン クリーフ&アーペル「レディバード ミノディエール」。写真下は第二部の展示風景。

 

鳥や花といった動植物のモチーフや職人の分業制など、様々な部分でハイジュエリーと日本の工芸の共通点を感じられる本展。作品だけではなく、藤本壮介氏が手がけた会場デザインにも注目したい。仄暗い展示フロアは、ジュエリーの光がガラスの什器に映り込んだり反射したりすることで、輝きがどこまでも無限に続いていくような空間に仕立てられている。さらに、ジュエリー作りの現場を撮影した映像や工房を再現したコーナーもあり、その技術や作業工程をより深く理解できる。

ジュエリーと工芸、ともに熟練の「技」によって導き出される美しさを会場で是非堪能してほしい。

highjewelry.exhn.jp

イベント情報
イベント名技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸
日時2017年4月29日(土)~2017年8月6日(日) 9:30〜17:00 (7月17日を除く月曜、6月13日、7月18日休、4月29日(土)〜6月30日(金) 金、土曜は20:00まで開館、7月1日(土)〜8月5日(土)の金、土曜は21:00まで開館)
場所 京都国立近代美術館 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町26-1>>> Googlemap
参加費・入場料一般1500円

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17.05.02 TUE 13:00

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